1. |
朝日
02:58
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晴れた日の朝に失くしたシャツ
裸足で触れる床にカーテン越しの光と影
紫陽花 遠くひきずった影 滴る雫 雨の残り香
陽射しの強い窓辺 瞳にうつる淡くぼやけた朝日
明けた夜の名残り 忘れもののように
澄んだ空の中に取り残された白い月
紫陽花 遠くひきずった影 滴る雫 雨の残り香
陽射しの強い窓辺 瞳にうつる淡くぼやけた朝日
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2. |
いつかの終わり
04:28
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空白の中に浮かんでる陽炎 夜は僕のもの
誰も知らない秘密基地の中
歩き疲れた電車の足跡
夕暮れの色に染まっていく街の景色で気づいた
いつかの終わりを
誰も知らない場所に咲く花 夜の気配漂って
別れの言葉をつぶやく さようなら
忘れものはこの先にあるはず
風に吹かれて草は揺れている
明日に奪われてしまうこの気持ちを少しの間だけ
伸びて消えた影
夕暮れの色に染まっていく街の景色で気づいた
いつかの終わりを
誰も知らない場所に咲く花 夜の気配漂って
別れの言葉をつぶやく さようなら
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3. |
嘘をついている
02:48
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住宅街 曇り空
カーブミラーに映るのは
家と家の間に日向を探す野良猫が鳴いた
とても小さな嘘をついているだけ
なのになんだか胸が痛くなってしまう
泣いていたのはなんで
話さないとわからない
夕暮れになって公園でひとり
泣いていたのはなんでだろう
とても小さな嘘をついているだけ
なのになんだか胸が痛くなってしまう
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4. |
放課後
03:39
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放課後の校舎は少し静かで
太陽の色が馴染んでいた
グラウンド 遠くに響く
声と金管の音が混ざった
夜の匂いがした
心の形をした月の微かに見える
空を眺めている
道端に落ちている銀杏の葉を踏みながら歩く帰り道
いつかの記憶と重ねた陽の光射して未来を想う
夜の匂いがした
心の形をした月の微かに見える
空を眺めている
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5. |
森
03:43
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帰り道のくぼみにできた水溜り 曇り空
傘についてる水滴を飛ばす
紅葉し始めた木々 冷たい手をかざして
変わっていく空模様
いつか忘れてしまう想い出をどこかに隠して
風に揺らされて音を立てる森
いつもどおりの別れの言葉
見慣れた道は変わらずそこに
だけど僕らは離れていって
変わっていって跡形もなくなる
通った道に足跡ができていた
校庭の裏 錆びたガードレール
カーブミラーに光が射して
景色が不意に優しく見えた
染まる木々は僕らの声が消えてなくなるまで
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6. |
sigh [remix]
03:14
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透明な空 瞳は藍色に染まってしまった
伸びた前髪 揺れていた光を遮って
何か大事な出来事を忘れている気がしたんだ
風邪をひいてた名残りが声に混じる言葉にも
小さな吐息がこぼれたらイヤホン越しの風の音
群青色の日々の中 未来のような顔をして笑う君がいた
透明な空 心が反射して瞳のようだ
過ぎていく街を囲った窓ガラス青い花
小さな吐息がこぼれたらイヤホン越しの風の音
群青色の日々の中 未来のような顔をして笑う
ぼやけた心があふれたらフイルム越しの過去のように
口笛できずにかすれている澄んだ空気に響くため息
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